ヨガはきいたことがあると思いますが、『アートヨガ』はご存じない方が
多いかと思います。
小澤直子さんが始めたものです。
ヨガのポーズは難しいものが多く、体が硬い人にとっては、体を痛めてしまうことが
あるそうです。
インドで発達したヨガを、気候も食事も生活習慣も全く違う、現代の日本で、そのまま
行っても、ヨガの効果が十分えられないことを知り、無理のない操法を編み出してきま
した。 体を大きな頭脳体ととらえ、脳の可能性に体からアプローチするのが特徴です。
そして、オリジナルの『基本メソッド』から始めて、 体に負担をかけずに体をほぐし、
脳への血流をよくしていくものです。
ほぐしあそびとは、アートヨガを子どもに教える時に、ほぐし遊びとよんでいます。
息を吐くと体がやわらぐこと、呼吸と動作を合わせると体を動かすことがとても
楽になること、 風邪をひいた時は背骨に力を入れて、足首をほぐせば治るのが
早いこと、そのような体の知恵をほぐしあそびをしながら学んでいけるものです。
体と指の関係については様々な文献があるのですが、一つの例としてお伝えします。
親指は副交感神経とつながり、血液成分と血行状態に関連しています。
親指と人差し指の付け根をもむとことで、腸と肝臓を刺激し、排便能力が高まると
言われています。
人差し指は栄養器官である肝臓、胃、腸、すい臓、脾臓と関連しています。
右手の人差し指は肝臓、左手の人差し指は胃と関連していると言われています。
中指は循環器である心臓、腎臓、血管に関連しています。
薬指は神経系統に関連しています。特に視覚中枢神経と関連があるそうです。
小指は生殖器、肺、交感神経に関連しています。
小指をつねに曲げている人はいらいらと怒りっぽくなるそうです。
指と体には密接な関係があるのですね。
ということで、指をほぐせば頭もほぐれる。
手、頭、体とすべてつながっているのですが、 手は脳との関係が深いところです。
運動野と呼ばれる体を動かす脳の指令所の3分の1もの領域が 手の動きのために
使われているそうです。
そのため、手を使うことは、手の働きを良くするだけでなく、脳の働きを良くする
ことにもつながるのです。
これから気温が下がり、指先の血行も悪くなっていきます。
足や手の指先を動かして血行を良くするとともに、脳の働きも良くしていきましょう。
おきたま結び
住所:東京都北区上十条1-21-2 アベニュー21 1階
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